本当は怖い!虫歯が悪化すると起こる疾患とは

虫歯で歯が痛い子供

虫歯の治療を放置したことがあるという人もいるかもしれません。
また、完全に治療が終わってないのに痛みが無くなると歯医者に通うのが面倒になり、通院をやめてしまうという人もいるでしょう。
しかし、治療を放置しておくと重症化してしまうこともありますし、大きな疾患を引き起こすこともあるので注意が必要です。

虫歯は細菌が原因の感染症であり、放置しておくと悪化します。
悪化すると痛みが強くなりますし、高熱や吐き気、関節痛などといった症状が出てしまうこともあります。
また、周りの歯茎が化膿して膿が溜まったり出血することあります。
口臭がかなり強くなりますし、歯磨きをしても消すことができなくなるでしょう。

この状態になっても治療をしないで放置している場合、一時的に痛みが治まることがあります。
しかし、これは虫歯が治ったわけではありませんし、細菌が神経深くまで侵食して神経が壊死したことで痛みを感じなくなったということです。
細菌は歯の根の周りに広がり、重篤な疾患の原因となります。

虫歯が進行して神経が死んでしまう顎の骨に炎症が起こります。
歯茎から出血や化膿した膿が出るようになりますし、骨髄炎を引き起こすことがあります。
骨髄炎になると高熱や嘔吐、全身倦怠などの症状が出てしまいますし、場合によっては外科手術が必要になることもあるので注意しましょう。

骨髄炎が進行すると細菌が全身に運ばれることになります。
免疫機能が正常であれば菌に負けることはないのですが、虫歯の治療を行わないと免疫機能が低下してしまいます。
常に細菌が血流に乗って全身を巡り続けることになるため、血液が腐敗する敗血症や多臓器不全を引き起こし死亡することがあります。

細菌が心臓に入ると動脈硬化が発生することがあります。
狭心症になって血流が悪くなることもありますし、症状が進行すると心筋梗塞を引き起こしてしまいます。
このような状態になると心臓の激しい痛みや心臓の停止が起こってしまうこともありますし、突然死の原因になってしまうと言われています。

また、虫歯が原因で肺炎を引き起こすことがあります。
睡眠中などに口内の細菌が気管から肺に侵入して肺炎を起こすのですが、高熱や激しい咳、呼吸困難などの症状が出てしまい、衰弱して死亡するケースも多いです。
虫歯は自然に治ることはないため、歯の痛みや口内の不調を感じた場合はすぐに歯医者で治療を受けるようにしましょう。
また、重症化を防ぐために定期検診を受けることも大切です。